「書く力」が人生を変える:熟年世代が言葉で若返る実践法

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言葉の力で若さと知性を保つ:アウトプットで変わる人生の後半戦 あふれる情報の中で、必要な力とは?

「最近、人の名前が出てこない」「同じ話を何度もしてしまう」──そんな経験、ありませんか?

60代になってからというもの、若い頃とは違う頭の回り方に戸惑いを感じることも増えてきました。先日も、長年通っている病院の先生の名前が出てこず、受付で焦ってしまった経験があります。ですが、それは加齢だけが原因ではありません。実は“インプット過多でアウトプット不足”が、脳の働きを鈍らせているのです。

齋藤孝さんの言葉を借りるなら、「言葉で表現することが、知性を保ち、若さを取り戻す鍵」。今回は、そんな“アウトプットの力”に焦点を当て、私たち60代が毎日を前向きに過ごすためのヒントをお伝えします。

アウトプットがもたらす三つの効果

情報過多
  • 思考の整理ができる
  • 記憶の定着につながる
  • 社会的つながりが保たれる

言葉として出力することで、私たちは漠然とした感情や考えを整理できます。頭の中にあるだけでは「もやっ」としているものが、文字や声にすることで明確になります。

また、学んだことや経験を誰かに伝えると、その情報がしっかりと記憶として残ります。さらに、アウトプットを通じたコミュニケーションは、社会との接点を保ち、孤独を防ぐ効果もあります。

アウトプットの基本:まずは書くことから

  • 日記を書く
  • ブログを始める
  • 週に一度、手紙を書く
  • 思い出をエッセイ風にまとめる

最も手軽に始められるのが「書く」ことです。私自身、定年後から始めた日記が、今では生活の一部になっています。些細な出来事でも文字にすることで、その日の心の動きや考え方が見えてきます。

ブログを始めると、思わぬつながりが生まれます。私も最初は「誰が読むのだろう」と不安でしたが、ある日、コメント欄に「励まされました」と書かれていたのを見て、とても嬉しくなりました。それ以降、もっと伝わる文章を書こうという気持ちが強くなり、書く力も自然と磨かれていったように思います。

会話も立派なアウトプット

  • 毎日誰かと話す
  • 電話での近況報告を習慣に
  • 自分の意見を口に出す
  • ボランティア活動での会話機会

言葉を発するという意味では、会話も立派なアウトプットです。意識的に“自分の言葉”で話す習慣が、思考力を鍛えます。

私は、週に一度、昔の同僚と電話で雑談するようにしています。たわいない話でも、相手の反応があるからこそ、話す力が磨かれるのです。また、会話中に「あれ、昨日テレビで見たあの話は…なんだっけ?」と話題を探すことで、記憶も刺激されていると感じます。

読書感想は最高の知的トレーニング

たくさんの情報
  • 感じたことをメモする
  • 誰かに話す前提で読む
  • 感想をSNSでシェア
  • 書き出すことで深く理解できる

本を読んで終わりにするのではなく、その感想を残すことで理解が深まります。

私の友人は、読んだ本の感想を毎月1回、グループLINEで共有しています。最初は面倒に感じていたようですが、今では「読書がより楽しくなった」と話しています。私もそれに刺激され、読後の感想を3行でもいいから書く習慣をつけました。気がつくと、自分の読解力や言葉の表現も少しずつ変わってきた気がします。


【表】アウトプット手段と期待できる効果

アウトプットの方法得られる効果
日記を書く思考の整理、ストレス解消
読書感想を残す理解の深化、記憶の定着
手紙を書く表現力の向上、対人関係の改善
会話をするコミュニケーション力の維持
趣味を教える自己肯定感の向上、脳の活性化

教えることで自分も成長する

  • 趣味や特技を誰かに伝える
  • 料理や工作など実演を交える
  • 自治会や地域活動で講師体験
  • 教えた内容を記録に残す

私は一時期、地域のカルチャー教室で書道を教えていました。自分の知識を人に教えると、思っていた以上に頭を使うんです。

あるとき、小学生の子に「どうして“はね”が必要なの?」と聞かれ、言葉に詰まってしまいました。そこから改めて自分で文献を調べ直し、書道の意味を再発見できたのです。「教える=自分も学び直す」ことなのだと実感しました。

SNSも立派な表現の場

  • Facebookで日常を投稿
  • コメント欄で交流
  • 共通の趣味を持つ人とつながる
  • 批判を恐れず投稿する勇気

最初はSNSなんて若者のもの、と思っていましたが、思い切って投稿を始めてみると意外なほど楽しい。

投稿した旅の写真に「懐かしい場所ですね!」とコメントがつき、見知らぬ人と昔の思い出話に花を咲かせたこともあります。自分の考えを「見える化」することが、今では日課になりました。

アウトプットを習慣にするコツ

  • 無理なく続けられる方法を選ぶ
  • 時間と場所を決める
  • 誰かと一緒に始めてみる
  • 結果を気にせず楽しむ

大事なのは、完璧を求めないことです。私も最初は「毎日書けない」と悩んでいましたが、「3日に1回でもいい」と思ってから続けられるようになりました。日記も手帳に一言でも書けばOK。続けることに意味があるのです。

生活の一部としてのアウトプット

スマホを見て喜ぶ男性
  • 朝のルーティンに入れる
  • テレビを見ながら感想をメモ
  • ウォーキング中に思いついたことを録音
  • 一日の終わりに短く振り返る

「わざわざやる」のではなく、「いつもの流れの中で自然にやる」のがコツ。私の場合、朝食後の10分間を“言葉の時間”にしています。テレビ番組の感想や、ニュースを聞いて感じたことをメモするだけでも、心が落ち着きます。

頭と心が若返る実感

  • 気持ちが前向きになる
  • 会話が増える
  • 新しい発見がある
  • 「もっと知りたい」意欲が出る

アウトプットを続けていると、「なんだか調子がいいな」と思う瞬間が増えてきます。たとえば、町内会の集まりでも、自分から話を振れるようになりましたし、人の話を理解するスピードも早くなった気がします。

何歳になっても、知的好奇心がある限り、私たちは成長できるのです。

まとめ:今日から言葉を発する生活を

今の時代は、誰でも簡単にアウトプットできる環境があります。大事なのは、「完璧にやること」ではなく、「続けること」。

まずは、今日一日の感想を一言だけ書いてみませんか?

あなたの言葉が、あなた自身を若々しく、前向きに変えていくきっかけになるはずです。

そして、よろしければあなたの実践方法も教えてください。あなたはどんな形でアウトプットを楽しんでいますか?

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