幸せとは何か?60代の私が感じた小さな幸せの瞬間

「幸せって何だろう?」と、ふと考えることがあります。若い頃は、成功やお金、人からの評価を気にしていたけれど、60代になった今は少し違う。自分の人生を振り返ってみると、本当の幸せは他人の目に映るものではなく、自分の心の内側にあるものだと気づくことができました。
昔は、仕事の成果や家族の期待に応えることが自分の価値を決めると信じていた。でも、今は違う。朝起きて健康でいられること、のんびりとした時間を楽しめること、そんな何気ない瞬間こそが、かけがえのない幸せなのです。
**他人と比べるのではなく、過去の自分と比べることが、本当の幸せを感じる秘訣なのかもしれません。**今の自分が、過去の自分より少しでも穏やかで、満たされていると感じるなら、それは十分に価値のあることなのです。
日常の中にある、小さな幸せの瞬間。気づくか気づかないかで、人生の豊かさは大きく変わります。忙しい日々の中で見落としがちな、そんな大切な気づきを、ある日の出来事とともにお話ししたいと思います。
日常の中にある、小さな幸せの瞬間。気づくか気づかないかで、人生の豊かさは大きく変わる。そんなことを思った、ある日の出来事をお話しします。
1. 朝の静けさに包まれて
朝、いつものように目を覚まし、窓の外を眺める。まだ誰も起きていない時間帯、静けさの中に聞こえるのは鳥のさえずりだけ。昔は仕事や家事に追われ、こんな静寂の時間を味わう余裕はなかった。
「ああ、こんなに静かな朝があるなんて幸せだな」
そう思うだけで、心が満たされていく。
2. コーヒーの香りに包まれる時間
キッチンに立ち、コーヒーを淹れる。お湯を注ぐと、ふわっと立ち上る香り。昔はインスタントコーヒーばかりだったけれど、最近は豆を挽くようになった。
「この香りだけで、もう幸せな気分になるなぁ」
コーヒーを片手に、窓辺でぼんやりする。これだけで、1日の始まりがちょっと特別なものになる。
3. 昔の自分と比べてみる
若い頃の私は、常に誰かと自分を比べてばかりだった。「あの人は成功している」「あの人のほうが充実している」。でも最近、比べる相手を「昨日の自分」にしてみたら、気持ちがぐんと楽になった。
昨日より少し元気に歩けた。 昨日より少し本を読めた。 昨日より少し笑顔が増えた。
それだけで「私、ちゃんと成長してるな」と思える。
4. ささいな出来事に心を動かされる
先日、散歩中に小さな花が咲いているのを見つけた。特別な花ではないけれど、アスファルトの隙間からしっかりと咲いていた。
「私もこの花みたいに、環境に関係なく、しっかり生きていけたらいいな」
そう思うと、ちょっと元気が出るから不思議だ。
5. 人とのつながりのありがたさ
最近、昔の友人と久しぶりに電話をした。何年ぶりだっただろう。「元気にしてる?」の一言で、一瞬で昔に戻れる。
「こんなふうに長くつながれる友人がいるって、それだけで幸せだな」
人間関係も、お金や成功以上に大切なものだと改めて思う。
6. 小さな積み重ねが大きな幸せに
日々の小さなことに目を向けると、意外と幸せは身近にある。
- 静かな朝の時間
- コーヒーの香り
- 昨日の自分より少し成長したこと
- 道端の小さな花
- 友人との何気ない会話
幸せとは、特別な出来事ではなく、日常の中にそっと寄り添っているもの。
おわりに
60代になり、ようやく「幸せとは何か」が少しわかってきた気がします。他人と比べるのではなく、昨日の自分と比べること。そして、目の前にある小さな幸せに気づくこと。
幸せは大きな出来事ではなく、ほんの些細な瞬間に宿るもの。例えば、朝目覚めたときの心地よい静けさ、日差しが部屋に差し込む優しい光、そして何気なく飲む一杯の温かいお茶。こうした何気ない瞬間に、「ああ、幸せだな」と思えることが、人生の豊かさにつながっていると実感しています。
また、最近は夜空を見上げるのが日課になりました。昔は忙しくて気にも留めなかった星の瞬きや、月の満ち欠けを眺めるだけで、穏やかな気持ちになります。自然は何も言わずに、私たちの心を癒してくれるものなのですね。
「今日もいい日だったな」
そう思いながら、布団に入り、心からの安らぎを感じること。それが、私にとっての幸せです。こんなふうに、日々の小さな出来事を大切にすることで、人生はより豊かに、より愛おしく感じられるのではないでしょうか。
みなさんは、どんな小さな幸せを感じていますか?ぜひ、ゆっくりと振り返ってみてください。
